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[2024-149]秘密のロッカー
種市高校には、秘密のロッカーがあります。この扉が開くのは、「年度初め」と「年度末」の年2回。中には何が入っているのでしょうか?
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ロッカーを開けてみると、災害時の非常食が入っていました。
生徒一人当たりの備蓄量は、次のとおりです。
保存缶入りクラッカー(13枚入り✕8パック)✕1缶
PETボトル入り飲料水(500mL)✕3本
いざという時は、これを大事に食べながら3日間を耐え忍びます。
1500mL入りの飲料水もありますが、使い勝手を考慮して、あえて500mL✕3本としています。
入学時に購入した非常食を収める「年度初め」と、卒業時に持ち帰る「年度末」の年2回だけ開く、「開かずの扉」。
非常食たちは、「いざという時」が来ないことを祈りつつ、ロッカーの中で3年間の眠りに就いています。
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