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[2024-3]大地おびたたしう動いてややひさし

 今朝は、地震で目覚めました。しょ期微きびどうもほとんどなく、いきなりドンと突き上げるような衝撃があり、その後、しばらくれが続きました。すぐにテレビで情報を収集したところ、震源は岩手県沿岸北部! 本校が所在する地域の震度は5弱でしたが、津波の心配はないとのこと。本校では、昨年度のうちに自然災害をはじめとする非常時の参集体制について見直し・改訂を行っていたので、今朝は慌てずに対応することができました。
 また、第1回の防災避難訓練の時期も見直し、昨年度よりも前倒しして4月中に実施します。岩手県の県立学校の中で、最も海に近い種市高校。津波の速度を実地に体験することを通して、「垂直避難」をいち早く開始することの重要性を身をもって理解することをねらいとします。

 地震の被害がないか校舎内外を点検した後、グラウンドまわりの点検を行いました。春の陽気でポカポカしたグラウンドには、シベリアに向かう途中のツグミがつばさを休め、餌をついばみ、のどかな時間が流れていました。

 一方、沖合おきあいに目を転じると、韓国のコンテナ貨物船がずっと同じ場所に留まっています。

沖に漂う韓国のコンテナ貨物船

 不思議に思ってAIS(船舶自動識別装置)の情報が掲載されているWebサイトを調べてみると、「not under command」(運転不自由船:船舶の操縦性能を制限する故障その他の異常な事態が生じているため、他の船舶の進路を避けることができない船舶)との表示が。どんな状況なのか、とても心配です。(この後、八戸港に停泊したようです。)

八戸海上保安部の巡視船「まべち」

 また、その手前には第二管区海上保安部八戸海上保安部の350トン型巡視船「まべち」が、北に向けてかなりの速力で航行していました。

 陸の上では津波がなくてホッとしましたが、海の上では緊張が続いていた朝でした。


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