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[2024-16]「工業技術基礎」オリエンテーション

 令和6年4月12日(金)に、海洋開発科1年生を対象に「工業技術基礎」オリエンテーションを実施しました。

工業技術基礎」とは
 工業に関する基礎的技術を実験・実習によって体験させ、各専門分野における技術への興味・関心を高め、工業の意義や役割を理解させるとともに、工業に関する広い視野と倫理観をもって工業の発展を図る意欲的な態度を育てる。

「高等学校学習指導要領解説 工業編」から

 中学校までの学習との連携を図りつつ、専門の学習に円滑に進むことができるようになることがねらいです。

海洋開発科長あいさつ

安全第一!
まずは人の話をよく聞いてください!
わからないまま作業しないでください!
わからなければ、きちんと聞いてください!

 ひとりで作業する場面もありますが、ペアやグループで取り組むことが多い科目です。協力しながら進めていくことを意識してください。
 危険な作業、命に関わる訓練などを安全に行えるよう、細心の注意を払って皆さんを指導します。

潜水実習

ヘルメット潜水では「ぬぐい」を頭に巻くことが伝統です。
丸い模様が並んだ手拭いのことを「まめしぼり」とも言いますよ!
プールにある潜水服が見えますか?
ヘルメット潜水では「ドライスーツ」を着用します

 道具がひとつ足りない、あるいは忘れてきた。そうなると仕事になりません。体調管理も大切です。潜水士として、体調管理は責任のある仕事の一つです。

溶接実習

溶接とは、金属と金属を文字どおり「かして合」すること
アーク溶接・ガス溶接をメインに学びます
海洋開発科は、水中で溶接・溶断する実習も行います
1年生は「ガス溶接技能講習」があります

 危険な作業は、安全な使用方法が確立されているから行うことができます。その使用方法を理解しているという証が「資格」です。がんばって合格してください。

測量実習

「角度・距離・高さ」を測定することが、測量の3要素!
これは、レーザー距離計です
音波や電波よりも高い精度で距離を測定できます

 道路や鉄道、橋、トンネル、住宅やビルなどを建設する際に最初に行うことが測量です。現場の測量は、暑くても寒くても行われます。実習も気温に関わらず行いますので「技術」だけでなく「忍耐力」も身に付けましょう。

実習棟見学

このプールで様々な実習・訓練をします
一番深いところは、水深10メートルです
再圧室?って何だろう
水中溶接?
水の中で溶接ができるの?

実習船「種市丸」乗船

学校バスに乗って、種市漁港へ!
1年生は、少しずつ打ち解けてきたようです
沖合おきあいで潜水できるようになるためには、1年生で学ぶ基礎・基本が大切
種市丸の船長からあいさつと激励
強面こわもてだけど優しい船長さんです

水面がまるで鏡のような潜水実習用プール

 命を預ける仲間と共に、信頼と絆を築いていきましょうね!


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