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[2024-88]ゆく夏を惜しみつつ始業式に臨んだ

 8月19日(月)に夏季休業が明け、通常の学校生活が始まりました。

 子どもの頃、「夏休みが終わるまであと〇日…」と嘆いていたことを思い出します。今にして思えば、楽しいことに夢中になれる日々が終わってしまうことを悲しんでいたのでしょう。

 夏休みの間は、私たち教員は授業こそありませんが、部活動や課外学習・進路活動の指導、校外活動の引率、中学生1日体験入学などの行事、教員研修、教材研究、夏休み明け以降の各種行事の準備など、バラエティに富んだ充実した(むしろ平常日よりも大変な?)期間。しかも、まとまった時間を確保して大きな仕事を一気に片付けたり細々としたいくつもの仕事に取り組んだりと、授業のように50分という時間に追われることがないため、心に余裕を持って楽しみながら仕事ができます。このような楽しい時間が終わりに近づく時に寂しい気持ちになるのは、子どもも大人も変わりません。
 まれに「早く夏休み終われー」「早く学校に行きたーい」という珍しい? 人もいますよね(笑) とてもうらやましい!

始業式の様子

校長講話

近頃の災害は「忘れるまえにやってくる」
昨年度の大雪の教訓「3日分の備蓄では不十分」
「水や食料だけでなく衛生用の紙製品なども必要」
「ローリングストックで5日分を確保しよう」
ここ15年間の入学者数の推移を表したグラフ
「入学生確保のためには、みんなの力が必要です!」

整容点検

いつでも
どこでも
誰が見ても
さわやかに!


 さて、夏休みが終わることを嘆いていた私。始業式を迎えたら、不思議なことに寂しい気持ちはどこかへ飛んでいきました。元気なあいさつをしてくれる生徒、こんがり小麦色に日焼けした生徒、宿題を終えられずに焦っている生徒(壊滅的な状況…でした)、そんな皆さんから知らず知らずのうちに元気をもらっていたように思います。

 ピンチが差し迫っていても、始まってしまえば案外何とかなるのかもしれません。多少は楽観的に考えることも必要ですね。

 長期休業明けは、精神状態が不安定になりやすい時期です。種市高校の先生方は、皆さんの不安や悩みを聞く準備ができています。相談することは、誰でも勇気がいります。何かあったときは、自分のタイミングで信頼できる大人(家族や先生など)に話しかけてくださいね。


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