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[2023-108]今朝の海は時化ていた

 先週の土曜日は、冬の寒さが一段と厳しいはずの大寒。しかし、昨夜は雨模様でした。今朝は日差しがとてもまぶしく、種市高校のすぐ前にある平内ひらない漁港はキラキラと輝いていましたが、防波堤の外は時化しけていました。

怒涛が押し寄せ波頭が砕ける

 一方、ガラスを隔てた教室では、穏やかに授業が行われていました。

「地理総合」の授業
「歴史総合」の授業
大根をかじっているのは岩手県の子どもだとか
「地学基礎」の授業では、何やら実験が行われていました
「数学A」の授業
例題に取り組んでいます
「古典探究」の授業
「むべ山風を嵐といふらむ」の「むべ」が大ウケでした
「英語コミュニケーションⅡ」の授業
チョコレートの原料が児童労働によって生産されていることを知らせる動画
「バレンタインデーのチョコに一喜一憂している場合じゃない」と気付かされました。

 押し寄せる怒涛どとうをしばらく見ていると、いつも同じではないことに気付きます。比較的穏やかな波が続いたと思えば急に大きなしぶきが砕けたり。寄せ波と引き波が織りなす不思議。
 スランプにおちいりもがき続けるうちに、何かのきっかけで急に力が伸びることがよくあります。勉強や部活動も、波と同じかもしれませんネ。

この辺では見かけない、この黒い鳥は?

 再び平内漁港に目を向けると、浮きの上にクイナのような黒い水鳥がとまっていました。どうやら水面の小魚をねらっているようです。
 堤防の外はおお時化しけなのに、港内は穏やか。激動の世の中に巣立とうとしている3年生の姿が重なりました。
 卒業してもガンバレー!