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[2023-58]教職経験者5年研修「授業研修」(工業・水産)が開催されました

 令和5年度岩手県公立高等学校教職経験者研修(五年研修)「授業研修」(工業・水産)が、本校を会場に開催されました。
 研修者として、岩手県内で工業系学科を有する高校から5名、水産系学科を有する高校から2名をお招きし、授業参観や研究協議、実習棟や潜水作業実習船「種市丸」の見学などを行いました。

日本でココだけ!
学校設定科目「潜水」の授業参観
本時は、「全面マスク式潜水のメリット・デメリットを理解する」ことを目標に設定しています
実物やプロジェクターで投影したスライドを活用して授業が行われました

 最初の授業参観は、学校設定科目「潜水」の授業です。日本でココだけの特色ある授業に、研修者も興味津々でした。

続いて「土木構造設計」の授業参観。
(海洋開発科は、潜水と土木が学びの柱)
目には見えない「力」をプロジェクタで投影し、わかりやすく可視化しています。

 続いて、「土木構造設計」の授業を参観しました。研修者は所属校で電気・機械・工業化学・食品製造・漁業などを担当しており、土木の力学は専門なのですが、それがかえって「授業とは」という原点に立ち返るきっかけとなり、様々な気付きを得たとのことでした。

潜水作業実習船「種市丸」に乗船し、船内見学
操舵室で船長から説明を受けました
甲板部の艤装品について説明を受けました

 その後、種市漁港に移動し、潜水作業実習船「種市丸」に乗船。係留したままの見学でしたが、満潮の港内までうねりが入り、まるで航行しているような雰囲気。潜水作業実習のための設備や、航海・係留するための設備などを見学し、研修初日を終えました。