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[2023-145]暑さ寒さも彼岸まで

 明日は、春のがん明け。「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざがありますが、本当に来週から暖かくなるのでしょうか.… (この諺は、「辛いことも、いずれ時期が来れば去っていく」ことを表しているのだとか)
 本校の目の前にある平内漁港を覗いてみると、わずかながら冬の風物ふうぶつ「波の花」がただよっていました。

カモメの幼鳥も一段と成長しました

 ふと港内に目を転じると、カモメの幼鳥が羽を休めていました。薄茶色のまだら模様だった羽もほとんど生え変わり、また一段と成鳥に近づきました。
 安藤睦夫先生が作詞・作曲した「南部ダイバー」の歌い出しに「白いかもめか波しぶき」という一節があります。蕪島かぶしま(青森県八戸市鮫町)はウミネコの繁殖地として有名ですが、洋野町にはウミネコとともにカモメが生息しています。


「南部ダイバー」 作詞・作曲 安藤睦夫


本日の海況

 平内漁港の外に目を転じると、荒れた海の上に厚い雲がかかっていました。さらに目をらして水平線をながめると、白いフェリーの姿が! この後、青森県六ヶ所村沖で変針し、とままいこうを目指します。

フェリー「さんふらわあ さっぽろ」

 荒れた海でも悠然と航行する姿に、大型船の余裕を感じました。過日本校を巣立った卒業生も、針盤しんばんを頼りに人生の大海原おおうなばらを進んでいくことでしょう。