[2024-29]五月ばかりなどに
「五月ばかりなどに 山里に歩く いとをかし 草葉も水も いと青く見えわたりたるに.…」 枕草子の一節に、五月の風景が書かれています。ここで書かれている水はどうやら海ではなさそうですが、磯の香りに誘われて海岸線まで出てみると、案の定、潮が大きく引いていました。
5月の種市高校のすぐそばに広がる、「いと青くみえわたりたる」海。
沖合を望むと、フェリー「さんふらわあ だいせつ」、石油を満載したタンカー「鶴泉丸」、貨物船「國喜68」など、たくさんの船舶が北へ南へと航行していました。
用事を済ませて学校に戻ると、海洋開発科の2年生が「家庭総合」の被服製作実習でエプロンを作っていました。
ヘラで布に印をつけ、折り返してアイロンを当てたりと、少しずつ作業を進めています。
そうこうしているうちに、給食の時間がきました。
5月最初のメニューは、「イワシ梅煮」「大根のそぼろ煮」「ワカメと白菜の味噌汁」「ミニピーチゼリー」です。一食あたり195円で、バランスもとれてこの充実ぶり!
洋野町種市学校給食センターの皆さん、ありがとうございます!
昼休みに外に出てみると、この間の強風をやり過ごしたチューリップが大きく花を広げていました。
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