[2024-19]海洋開発科2年生が測量実習をしていた
海洋開発科の2年生が、グラウンドで測量実習をしていました。
広いグラウンドに杭を打ち、ここを基準点として何やら計測しています。使用しているのはトータルステーションと呼ばれる測量機器。かつて使われていたトランシットやセオドライトは角測量を行う機器ですが、トータルステーションは角度に加えて距離も計測することができる優れもの。光波を使った測距(距離を計測すること)では、測量したい地点にプリズムと呼ばれる反射板を立てて、発射した光と反射してくる光の位相差を利用します。
話を聞くとなんだか難しそうな機器ですが、トータルステーションからプリズムが見えるようにセットし、ボタンをポンと押せばOK。「昔の苦労は何だったの?」と、ボヤきたくなるくらい簡単です。
角測量・測距は土木の基礎の基礎。これを使いこなして、色々な工事に応用していくのです。今後の実習が楽しみです。
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