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[2023-63]ある日の昼休み

 今日は、10月11日 水曜日。
 種高祭の2日前です。
 今週に入り、各クラスや学科でお客様をお迎えするための準備が急ピッチで進められています。
 生徒も先生もバタバタしていて、「文化祭前」という独特の雰囲気が校内に漂っています。
 忙しい~と感じますが、生徒と先生が協力して創りあげる行事は格別なものです。

 さて、給食を食べたあとの一幕。

 「お魚好き」の海洋開発科3年生の生徒たちが、給食の食缶を片付けに1階に降りてきました。
 その時、ちょうど向こうから歩いてくる校長先生。

 お魚好きな生徒たちと校長先生は、ある約束を交わしていました。

 それは、種高祭で展示する「魚のペーパークラフト」づくり!!

 給食後に運命的な出会いを果たし、そのまま校長室へ。

校長先生から丁寧な手ほどきを受けています。

 ケント紙に印刷したひらめを立体的に展示するための技術。
 「エラに沿って切り目を入れて・・・」
 「側線の少し先までハサミを入れて・・・」
 「背ビレ・腹ビレと身の境は、自分の爪の先で谷折りのクセをつけて・・・」
 「尾ビレの裏側には補強のための芯を貼って・・・」

 求められるクオリティは、生徒たちの想像を超えています!

魚と種高祭のためなら!
速乾ボンドで接着!真剣です。
立体的に見えますよね?!

 実は、校長先生も種高祭に向けて大忙し!
 種高祭を盛り上げようと、展示や企画の準備、講話のスライド作成に余念がありません。
 その合間を縫い、「魚の模型づくり」を通して、昼休みの短い時間で「ものづくり」の考え方を生徒たちに教えていました。

 果たして、このお魚たちは一体どこに登場するのでしょうか。

 ぜひ、種高祭の会場で探してみてください!!

「そしたら裏返して、長さのバランス見ながら・・・」

 つづく

みんなにも読んでほしいですか?

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