令和６年１月25日（木）に、海洋開発科の「課題研究」成果発表会を実施しました。

　「課題研究」は、３年生がこれまでの専門分野の学習を踏まえ、ものづくりや調査、研究等の工業に関する課題を自みずから設定し、一年間かけて課題解決に向けて取り組む科目で、普通科が行っている「総合的な探究の時間」に相当するものです。工業の見方・考え方を働かせ、実践的・体験的な学習活動を行うことなどを通して、工業の各分野について体系的・系統的に理解したり、工業に関する諸課題を発見し科学的に解決策を探究したり科学的な根拠に基づいて創造的に解決したり、工業の発展や社会貢献に主体的かつ協働的に取り組む態度を養います。

　今年度は、「潜水」「地域貢献活動」「津波防災研究」の３テーマに取り組みました。発表会の準備から運営までのすべてを３年生が担い、クラス全員で協力して発表会をつくり上げました。

🌊潜水

　将来は潜水士として港湾工事に携わり、水中で活躍する生徒たちのグループです。県外から入学した女子２名も「潜水士」として就職が内定しています。漁師も未来の造園家もいます！

🌳地域貢献活動

　近隣小中学校の要望に応えるボランティア精神が旺盛なチームです。校舎の窓拭きや草刈り、場合によっては植木の剪定や高枝切りまで行います。

🏡津波防災研究

　近隣小中学生に対して津波防災に係る出前授業を行うグループです。このグループは進学者が多いです。出前授業では、疑似的な津波を発生させる実験を交えて、水深と速さの相関関係について学習します。

「南部ダイバー」斉唱

みなさん今日はお疲れさまでした！

　今後の記事でそれぞれのテーマの発表内容や成果の詳細をご紹介いたします！興味のある方は是非お楽しみに！